ベトナム


ホーチミンにて

20183月、初めてベトナムに行った。

自分が学生の頃はまだ北と南に分かれてひどい戦争をしていた国だ。「ベ平連」って正確には何の略称だったかはもう忘れてしまったが、そんな訳のわからん連中がえらい騒いでいたと思う。北爆、ベトコン、枯葉剤、地雷、サイゴン陥落、ボートピープル・・・、自分の記憶の中にはあまり良いイメージは無いのであるが、今回の訪問で払拭されたらいいなあと思っている。

 

ホーチミンでも多分最高級のホテルにチェックインした。窓の下にはプールでくつろぐ欧米人の姿が見える。こっちは早速お仕事だが・・

 

ググってみたところ、「べ平連」は「ベトナムに平和を!市民連合」の略だったらしい。最初はそうでもなかったが後にどんどん左傾化が進み、赤軍派との関係も云々・・



バイクとドラゴンフルーツ


 仕事帰りの車窓からの風景。

ベトナムの人口9500万人に対して、オートバイの普及台数は5100万台だとか。赤ちゃんからお年寄りまで含めて2人に1台以上の計算。車もえらい勢いで増えてはいるものの、やはりバイクが多い。よくこれで事故らないと思うくらいの感覚と速度ですり抜けて行く。



 ホテルの部屋に置いてくれているドラゴンフルーツ、食べると美味しいのだが、この状態から皮をむいて食べるのはちょっと勇気がいる。

街はブーゲンビリアが満開で、ベトナムちょっと好きになりそう。

 


平和な朝食


 201833日、今日は土曜日で、ホテルの朝食バッフェには外国人観光客がいっぱいいる。隣の夫婦にどこから来たのか聞いてみたら、ミシガン州とのことだった。確かにアメリカ人が多いと見えてあちこちでアメリカン・イングリッシュが聞こえる。

ベトナム戦争では5万人以上の米兵が亡くなったらしい。結果的に南とアメリカが負けて共産圏になってもこんなに平和な発展ができたのなら、あの戦争はいったい何だったのだろうと考えてしまう。

今日も最高の天気で、気温は30度を超える模様。

 

元気


 飛行機までの時間潰しのため、先ほどまでこんなところでコーヒーを飲んでいた。夜も遅いのに本当にたくさんの人たちが楽しみながら過ごしている。大きな日系ショッピングモールも近くにあって、みんなバイクに二人乗り三人乗りしてやって来ている。日本で言えば60年代後半から70年代前半にかけての元気がこの国には満ち溢れていて、元気をもらった気がする。

 

明日の朝には大阪。

 

 


  
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