ひるがの高原


 


 岐阜県、ひるがの高原には1990年頃から家族で毎年スキーに行くのが恒例になっていた。友人の知り合いが経営するきれいなペンションがあって、奥さんの作る美味しい夕食も楽しみだった。

 行き始めた当時は、まだ東海北陸自動車道が途中までしか無く、大阪からだと6時間くらいかかっていた。その後、高速道路が完成してずいぶん速くなったが、それと同時にひるがのの町がさびれ始めた。便利になったため、宿泊の客が激減したらしい。皮肉なものだ。そのペンションもまだ細々とやってはいるが、どうなるかはわからないみたいだ。

 ここ2年ばかり、家族のタイミングが合わずスキーには行けていない。近くにはテニスコートもあったので、この夏にでも久しぶりに訪ねてみようかな?

(写真は、会社の仲間とダイナランドに行った時のもの。いや、ひょっとしたら鷲ヶ岳だったかも?)



椛の湖


 


 中津川から30分くらい走ったところに椛の湖(はなのこ)というキャンプ場がある。割合大きな湖の傍にあるオートキャンプ場で、サイトが広々としていてお風呂やトイレの設備も良かった。このとき一緒に連れていった姪っ子も、もうお母さんになる。いやぁ歳月歳月・・・

 

再び ひるがの高原

 

 

20172月、千葉に住んでいる娘の家族、大阪からは家人、高松からは自分が名古屋で合流して、何十年かぶりにひるがの高原までスキーに行った。ひるがの高原はその昔、幼い娘たちを連れて何度も行った場所で、ほぼ20年後に孫達とも一緒に行くことになるとは全く予想していなかった。

 当時よく泊まったペンション「モルゲンロート」は電話がつながらず、現地で聞くとご主人が亡くなられたそうで、ペンションの名前も変わってしまっていたのは残念だったが、あちこちに娘達との思い出の場所があって懐かしかった。

 天気にも恵まれ、ひるがの高原スキー場は家族向けでそれほど急斜面も無く、子守の間に十分滑る事ができた。まあ、還暦過ぎてからでもそこそこ滑る事ができるのは、ほとんどはカービングスキーに代表される道具の進化によるところ大なのであるが、有難いことだと思う。

 娘と二人でリフトに乗ったのもずいぶん久しぶりの事だった。

 

 


  
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