道の駅にガンダム





 岡山は、一昨年、仕事で4〜5日かけて県内あちこちを回った。倉敷市内に宿を取り、ここを根城にレンタカーで販売店を訪問する。一人なので、まあ気楽と言えば気楽な出張だった。最近は一番小型のレンタカーでも最新式のナビ付きが選択できて、店の電話番号を入れるだけでほとんど間違いなくその店の前まで連れていってくれる。ちょっと前なら、道端に停車して道路地図を見ながら何回も相手先に電話をし、それでもなかなか見つけられず大変だったが、便利になったものだ。

 鳥取県境に近い、ほんとに山の中の町(村?)に行ったときなど、とてもナビ無しでは走れない寂しい山道を通ったりした。30分ほど走っても他の車に一回も出会わなかったくらいだ。

 何とかいう道の駅で面白いものを見つけた。デカいガンダムである。単なるオブジェなら驚かないが、これは人が乗って動かせるらしい。おまけに、機械好きな人が一人でコツコツと作り上げたとのこと。座席の操作レバーや関節部分の油圧シリンダがいかにもそれらしい。写真では大きさがわかりにくいが、実物(ってある?)の2分の1のスケールとかで身長7〜8mはある。モノ造り人の血を騒がせる逸品である。


  
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