新しいWindows
 
 明けましておめでとうございます。とうとうこの「かんたんパソコン講座」も8年目に突入です。始めたころは、こんなに続けることになろうとは夢にも思いませんでしたが、毎月原稿をせかしていただく「かわらばん」編集者の方と、読者の皆様のおかげかと思います。

 さて今月はお正月でもあり、たぶん今年中に発表されるといううわさの、新しいWindowsについてのお話です。
 「3.1」で広まったWindowsは、その後1995年に「95」(これが大ヒット)、それから「98」、2000年の「Me」と続き、「Xp」となりました。この間、呼び方が変わると同時に、見た目も少しずつ変わってきましたが、基本的な操作システム(GUI:グラフィックユーザインターフェース)は、あまり変わりませんでした。

 ところが今度の変更は、今までとは違い、Windows始まって以来の大きな変更になるのではないかと言われています。
 もちろん正式発表となるまでは、正確な事はわからないのですが、マイクロソフト社の一部公表資料とか、インターネット内でのうわさ話などで洩れ聞こえてくる情報をまとめると、以下のようになります。

@画面内のウィンドウが3次元表示になる?
今まで平面だったウィンドウが立体的な表示になって、ファイルの階層表示などが奥行きを持った空間として表されるようになる。
(見た目には、これが一番大きな変更点のはずですが、「わかりにくいからやめた」という説もあって、はっきりしません。)

A「サイドバー」と呼ばれる操作部分が、画面の右端に常駐するようになる。
 機能的には現在下端にある「タスクバー」のようなもののようですが、横幅が広くなる分だけ情報量が増すでしょうし、時計表示なども絵表示で大きくなる模様です。

B画面上のアイコンがサイドバーに収納される。
 従来、画面上にズラズラと並んでいた「アイコン」が、基本的には上記「サイドバー」に収納され、ここをクリックすると、そのウィンドウが開くようになる。

Cウィンドウの半透明化が可能になる。
 複数のウィンドウを開いて作業している場合、実際の仕様ウィンドウの上に、別のウィンドウを半透明にして重ねて見られるようになる。この機能は、別ファイルを参考にしながら作業する時や、テレビを見ながら仕事する時には便利かも?

 ただ、現在のXp同様、「古いタイプの表示方法に戻す」こともできるらしいので、変えたくない人はXpと同じようにも使えるようです。

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