ちょっと便利なアクセサリ その1

 いよいよ夏休みです。とは言っても、とうの昔に「長い夏休み」とは縁が無くなってしまった私たちですが、しばらくの間でもパソコンや仕事の喧騒から離れて、自然に浸って来たいものです。
さて、今月は初心に返って、Windowsに標準で付属している「アクセサリ」というソフトウェア群の中から、ちょっと便利なものを取り出してみたいと思います。

例によって「スタート」ボタンから、「プログラム」「アクセサリ」を見てみましょう。いろいろなメニューが並んでいますね。


「ペイント」=簡単な絵や図を描く時によく使うソフトです。そこそこの機能はありますので、根気よく使えば、かなり複雑な絵も描けます。 このホームページ中の「うちわ絵」の作品は、ほとんどこの「ペイント」で描かれたものです。拡張子が「bmp」のファイルを開いた場合は、普通この「ペイント」が自然に立ちあがるようになっています。

「ワードパッド」=簡単なワープロソフトです。罫線機能はありませんが、ちょっとした文章を入力するには充分な機能を持っています。とりあえずこれで文章作成をしておいて、コピー&貼り付けで本来のワープロソフトに持っていくみたいな使い方をしている人もいます。

「メモ帳」=ひょっとしたらいちばん良く使っているソフトかも知れません。頭に浮かんだ文章やアイデアをとりあえず入れておきたいとき、これを開いてチャカチャカっと打ちこんで、さっと名前をつけて保存しておきます。手書きの書類を書いていて、字がわからない時にも、これを辞書代わりに使ったり、メールの下書き用にもよく使っています。拡張子が「txt」のファイルはこれで開かれるのが普通です。

「電卓」=ちょっとした計算をしたいのに、あたりに電卓が見当たらない。そんな時にはこれを使いましょう。マウスでボタンをクリックすれば普通の電卓と同じように画面上で計算ができます。テンキーからの入力もできます。上部メニューの「電卓の種類」を「関数電卓」にすれば、サインコサインやべき乗などの関数計算もできる電卓に切り替わります。

「マルチメディア」(Win98では「エンタテイメント」)の中にはさらにサブメニューがあって、音楽や映像関係のプログラムが入っています。

「CDプレーヤー」=CD−ROMドライブに音楽CDを入れて、聴くときに使います。好きなミュージシャンのCDを聴きながら文書作成なんて、いいですね。画面上の再生や早送りボタンをクリックすれば簡単に操作できます。

「サウンドレコーダー」=付属のマイクロフォンから録音をする時に使います。赤い録音ボタンを押せば録音が始まります。あまり長時間は無理ですが、ちょっとした声を録音して、「wav」ファイルとして保存しておけば、メールに自分の声を貼り付けて送ることもできます。(詳しくは「声付きの文書っていったい?」を参照してください。)

「ボリュームコントロール」=パソコンのスピーカーから出る音の大きさや、マイクロフォンからの録音ボリュームの調節をする時に使います。音が全然出なかったり、録音ができない時には、この画面での設定が不適切であることがほとんどです。ボリュームつまみが下がっていると音が出ませんので、適当なところまで上げて使いましょう。


今月は、便利なわりには意外に使われていない、「アクセサリ」の中のいろいろなソフトウェアについて書いて見ました。来月はさらに、同じ「アクセサリ」の中の「システムツール」について書いてみようと思います。お楽しみに。


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