ベース作りに使用した工具類

今回、ベースを作るために特に買ったものはありませんが、一応使ったものを列記します。
おわかりのように、安物の工具ばかりです。腕でカバー?です。

 1.鋸(のこ)

●大工用両刃鋸 ●替刃式片刃鋸 ●挽廻鋸(ひきまわしのこ) ●糸鋸 ●金鋸

          

 たまたまこれだけの種類を持っていましたが、こんなには必要ないかも知れません。
ただ、長い直線を切る時には、やはり大工用の目の大きいのが楽ですし、黒檀などの硬い木を小さく切る時には、目の細かい片刃が便利です。曲線部は挽廻鋸でほとんど行けるため、糸鋸は不要かも?一度しまい忘れて雨に当てたらこんなに錆びてしまった・・・(泣)

2.鉋(かんな)

        

 これはもう必須アイテム。私のは全長15cmくらいの小さなもので、片手で使用可能です。確か400円くらいで買ったと思います。最終のヤスリからサンドペーパでの仕上げに至るまでの、前段階での粗仕上げに使います。
 本来は木材の表面を滑らかにするために使うのでしょうが、今回購入した材料は、ほとんどカンナかけ不要なくらい(サンドペーパーのみでOK)表面が綺麗でした。

3.鑿(のみ

        

 プラグとかポッドの収納穴を掘るために使います。手で押して使う時には特に怪我しやすいので注意!そうそう、ボディーへのネック取付溝もほとんどこれで削りました。(刃幅は16mm)

4.曲尺(さしがね)

        

 別に普通のモノサシでも良いのですが、端面に直角の線が引けるところにメリットがあります。

5.彫刻刀

        

 鑿で掘った穴の細部仕上げ、ネック上部渦巻きの彫刻に使用しました。切れなくなると、作業がまったくはかどらなくなります。安いものなので、研ぎ直すより買ったほうが良いかも?
これは子供が学校の版画で使ったもののお下がりです。

6.木工用ヤスリ(平、丸)

        

 目の粗いものから細かいものまで3種類くらいあると便利です。これも良く使うので、あまりケチらず、大きいのを買った方が良いです。(ケチってしまった経験者は語る)
このセットは、たぶん10年くらい使っています。

7.金槌

        

 主な用途は鑿作業用。あとはフレットのマーク釘打ちに使用しただけでした。これは今回100円ショップで購入。(100円で充分使える工具が買えるなんて・・・)

8.電動ドリル兼電動ドライバー

        

 今回使用した唯一の先進電動工具です。これで2480円は安い買い物だったと思います。(それも日本製!)充電式もありますが、コストパフォーマンスと充電の手間を考えれば、コード式で充分でしょう。ドリルのセット(2〜15mmくらい)も必要です。大きい(13mm超)穴をあける時には、この写真に付いているような木工用キリのほうが、すっきりした穴があきます。

9.その他、ドライバー、ニッパー、ラジオペンチ、半田ゴテ、スパナ等

 主に電気部品の配線と取付に使用します。

10.サンドペーパー

 60番(木部の削り)から1000番(塗装面の仕上げ)まで数種類必要です。いっぱい買っておきましょう。

11.塗料

 工具ではありませんが、工具以上に出来上がりに影響するのが塗料です。果たして選んだ塗料が最適だったかどうかはわかりませんが、これを使いました。(もう一つ、クリヤのスプレーを使いましたが、使い切った缶を捨ててしまったので)

        

メープル色水性ニス(左から2番目)はSPF材のボディーにそのまま使用。
右端マホガニー色オイルステインは、ネックに染み込ませて、艶が出るまで磨きました。
フィンガーボードには、マホガニー色オイルステインで着色したあとから、左端の黒色ラッカーと3番目ウォルナット色油性ニスを混ぜて塗りました。

12.ボンド

 本文中にも書きましたが、接着剤はすべてこれで済ませました。

           

   あと、塗装に使った刷毛とかマスキングテープとかは省略します。

  


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