フランス


ベルサイユ宮殿




 2005年5月、仕事でベルサイユ宮殿に行った。宮殿の中に、その広大な庭を管理している造園業者があって、日本製の機械をたくさん使っている。小さな機械はやはり日本製に限るらしい。
 学生時代に来たときには、ちょうど「英語使用禁止令」が出たばかりの頃で、みんなちゃんとわかっているくせに英語を全然話してくれず、フラストレーションがたまった。ところが今は、学校の授業からも英語が無くなったそうで、若い人たちはほとんど英語を喋れない。ベルサイユに一緒に行ってくれたフランス人は、そこそこ年配だったので英語がいけたから何とかなったが。
フランスで仕事をするならフランス語喋れってか・・・。

尚、上の色あせかけた写真は1975年のもの。


本を読む女




 上記ベルサイユ宮殿はちょうど30年ぶりの訪問だった。1975年夏、イギリスからの帰り、ドーバー海峡をフェリーで渡って(当時、まだトンネルは無かったからね)、フランスに1週間くらい立ち寄った。
お目当てのルーブル博物館は滞在期間中ずっとストライキをやっていて、モナリザもミロのヴィーナスも見ることができなかった。でもその代わりに印象派美術館(今はオルセー美術館と言う)をじっくりと見ることが出来て、今思えば却ってそれのほうが良かった。

 ルノワールやモネが印象派と呼ばれることを知ってはいたが、絵についてはまったく無知で、何も思わずにこの美術館に入り、本当にたくさんの実物の絵画を見て、感動した。
特に気に入ったのが、上の絵。この絵を見るために3日間通った。毎日見ても飽きなかった。
美術館付属の売店で小さな複製を買った。額に入れて今でも手元にある。


ゴルフ場




 2005年5月に1週間ほど滞在したのは、パリ北部にあるゴルフ場。別にゴルフに行ったわけではなくて、そのゴルフ場で芝関係の機械の試験とディーラーミーティングがあっただけの話。シャルルドゴール空港からそのゴルフ場に直行して、用が済んだらまた空港に直行で帰ってきた。宿泊もゴルフ場の中のホテルだったので、他人のゴルフを横目でチラチラ見ながら、自分たちは試験と会議に没頭?していた。



  
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