いろんな事を調べて見よう!
 
 窓から見える成合の山々もずいぶん黄色くなって、ようやく本当に秋らしくなって来ました。今年は暖冬で雪が少ない可能性が高いとのことですが、台風でたくさん降った分の埋め合わせということでしょうか?

 今月もインターネット関連の話題になります。日本にあるパソコンの大部分がインターネットに繋がり、それこそ世界中の情報が、ほとんどタダで手に入るような環境は整ってきました。その情報をどんな風に自分のものにしていくかが、これからの私たちの課題になるのでしょう。
 以前にも同じような題で書かせていただきましたが、その頃とはまた環境も変わってきましたので、再度「インターネットで何かを調べる」という観点から書くことにします。

 インターネットの検索画面と言えば、日本ではご存知「Yahoo!」が定番になっており、最初のページをこれにしている方も多いですが、米国では「Google」(グーグル)が有名です。実は、最近まで「Yahoo!」と「Google」は提携関係にあって、「Yahoo!」と「Google」には同じ検索技術(「検索エンジン」と呼ぶ)が使われていたので、どちらを使っても検索結果は同じでした。ところが、この5月に提携関係が解消になったあと、それぞれの検索画面と結果には明らかに違いが出てきました。どちらを使うかは好みの問題ですので、興味ある方は、同じ検索語句で検索結果にどんな違いが出るのかを試して見られたら良いと思います。筆者は、単に慣れているからという理由で、主にYahoo!を使っているのですが、Googleのほうが目指すページが早く見つけられた例もありました。
 ご参考までに両方のURLを書いておきます。
 Yahoo!: http://www.yahoo.co.jp/
 Google: http://www.google.co.jp/

 さて、実際の検索方法ですが、欲しい情報に関するキーワードをスペースで区切って入力するということは、前にも書きました。こうすることによって、ひとつの言葉だけで検索するよりも、はるかに効率的に目的のページを探すことができます。例えば、「高槻市」(スペース)「パソコン教室」と入れて検索ボタンを押すと、高槻市内のパソコン教室関連のページリストがいっぱい出てきます。検索結果が多すぎてもっと絞り込みたければ、前記2つのキーワードの後に、さらにスペースで区切って追加のキーワードを入れます。
 ちょっと変わった方法として、「語尾」を工夫する方法があります。知らない単語の意味を調べるときは、例えば「アクセシビリティ」(スペース)「とは」と入れて検索すると、「アクセシビリティ」について解説したページが上がってきますし、年金の将来について調べたければ、「年金」(スペース)「これから」とか「どうなる」で検索すると良いでしょう。子供の名前を考えるときに、候補の名前で検索してみると、同じ名前がたくさん出てきて非常に参考になったという話も聞いたことがあります。いろいろな使い方があるものです。

 さらに、新しい検索画面では、画像(イメージ)だけを直接検索することもできるようになりました。好きなタレントの名前を入力して、「画像」のボタンを押せば、その人に関するいろいろな写真やイラストが検索結果としてズラズラ出てきます。この検索結果をクリックすると、その写真や絵があるページに飛ぶことができるのでかなり便利です。(Googleの場合は、まず「イメージ」を選択しておいてから、キーワードを入力)
 もちろん、こうやって入手した画像等は「肖像権」というものがありますので、自分で見るだけなら問題はありませんが、他のところで使うときには十分な配慮が必要です。


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