フリーメールについて

 暑くなってきました。気象庁の長期予報によれば、今年の夏は「平年並」(下記ページ参照)とのことですが、最近は異常気象と呼ばれる年が多いので、何が平年なのか感覚的につかみにくくなって来ているような気がします。
http://www.data.kishou.go.jp/

 さて今月は「フリーメール」のお話です。これについては、ずいぶん前に一度取り上げているのですが、その頃とは状況も変わってきましたので、再度の登場となりました。

 皆さんは、ご自分のメールアドレスをいくつお持ちでしょうか?仕事用と自宅用、携帯のアドレスを入れれば3つお持ちの方は珍しくないと思います。その自宅用のアドレスも複数個持っておき、用途や相手によって使い分けができれば便利なことも多いのです。前にも書きましたが、ホームページなどにアドレスを載せたりすると、迷惑メールがいっぱい来てしまったりするので、場合によって変えたいことも多いですよね?

 加入しているプロバイダで、複数個のアドレスを作ることも、もちろん可能ですが、たいていの場合、余分なお金がかかってしまいます。そんなときに便利なのが、フリーメール(Webメールとも呼ぶ)です。これは、インターネットから申し込みをしてパスワードの設定をすれば、世界中どこでも、インターネットがつながるパソコンさえあれば、自分宛のメールが受信でき、かつ送信できるというものです。海外旅行に行ったときでも、最近はちょっと大きなホテルなら、ロビーとかビジネスコーナーに、自由にインターネットができるパソコンを置いていることが珍しくありませんので、接続の設定とかややこしいことをしなくても、フリーメールを使って簡単にメールのやりとりをすることができます。

 たくさんのフリーメールが利用できますが、なかでも有名なのは、やはり「Yahooメール」と「Hotメール」の二つでしょう。

 今日は「Yahoo」メールを例に、実際の設定手順をご紹介して行きましょう。
 まず、インターネットから、下記URLを入力してください。
http://mail.yahoo.co.jp/

 もし、インターネットの最初のページに「Yahoo」を使っておられる方なら、「個人ツール」の中の「メール」をクリックしても同じです。
 ここから、「Yahoo!JAPAN IDを登録」をクリック、自分のID(メールアドレス)を決める画面になりますので、好きなIDを入力して、パスワードを2回入れます。

 パスワードを忘れたときのために、「秘密の質問」の入力が必要になりますので、これだったらパスワードを思い出せる!という言葉を入力しておいてください。

 次に、住所と名前などを入れ、「画像認証」の数字を入力したら、あとは「利用規約に同意して登録する」を押せば終わりです。ただし、自分が入れたIDを、すでに誰かが使っている場合には、その旨表示され、違うIDの入力が促されます。この場合には、少し変えたIDで試してみてください。こうして登録されれば、たった今からそのメールアドレスが自分のものになり、世界中でメールができるようになります。

 便宜上、Yahooを例に取りましたが、数あるフリーメールの登録方法はどれもほとんど同じです。以下に、他のフリーメール登録ページのURLを書いておきますので、お好きなところで試してみてください。中には携帯電話へのメール転送サービスを行っているところもあります。

http://registernet.passport.net/
http://www.freemail.ne.jp/
http://community.goo.ne.jp/freemail/
http://www.excite.co.jp/mail/
http://www.moco.ne.jp/

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