Windows小技特集

 
 今年の夏は異常なくらい雨が多かったですよね。この文が掲載される頃には、本当の秋が来ていることでしょうか?。
 今月は「Windows小技(こわざ)」と題して、よく使うはずなのに、使いたい時にはやり方を忘れてしまっている、というような事柄を集めてみました。

1.画面のコピーを取りたい
 ちょっとしたメモがわりに、今出ている画面を保存しておきたいことがあります。(今までにも書いたことがありますが、よく聞かれることなので再掲です。)
 キーボードから「Print Screen」(Prt Scの場合もあり)を探してください。たぶん右上のほうにあるはずです。画面いっぱいをそのままコピーしたいときには、この「Print Screen」キーを押します。また、今使っているウィンドウだけをコピーしたい時には「Alt」キーを押しながら「Print Screen」を押します。(このとき、パソコンは何も反応しませんが、画面を記憶してくれています)それから「スタート」「(すべての)プログラム」「アクセサリ」の「ペイント」を開いて、「編集」「貼り付け」をします。(…大きくしますか?と聞いてきたら「はい」)
 これでペイントの絵として貼り付けられましたので、印刷するか、そのまま「名前をつけて保存」するかは自由です。

2.好きな写真をデスクトップの壁紙にする。
 もし、その写真が「ペイント」で開くことのできるファイルならば、いったん「ペイント」から呼び出して表示させたあと、「ファイル」「壁紙に設定」を選びます。「中央に表示」か「並べて表示」かはお好み次第です。
 「ペイント」で開けない種類の画像なら、保存されている場所を確認してから、デスクトップ上の何も無いところで右クリックして、「プロパティ」「背景」から「参照」ボタンをクリックし、その画像ファイルの場所と名前を指定します。(OKで完了)

3.多数のウィンドウをすべて最小化する
 色んなウィンドウをいっぱい広げて作業をしているときに、全部のウィンドウを瞬時に最小化(画面下部の「タスクバー」の中に入る)する方法です。タスクバーの中にに小さなアイコンが並んでいますが、これらは「クイック起動ツールバー」と言って、1クリックでソフトの起動ができます。この中の「デスクトップの表示」というボタンをクリックすれば、すべてのウィンドウが最小化され、デスクトップが現れます。(戻したいときはもう一度このボタンをクリック)「クイック起動ツールバー」が見あたらない方は、タスクバー上で右クリックして、「ツールバー」から「クイック起動」にチェックを入れてください。

4.話しことば調の変換
 親しい人へのメールなどで、話しことばで書きたいとき、日本語変換がうまく行かないことがあります。そんなときは日本語入力システム(画面右下のペンとか筆のマーク)を右クリックして「プロパティ」または「設定」の「変換」の部分を開きます。ATOKなら「口語体優先」、IMEなら変換モードを「話し言葉優先」にしておけば、幾分ましになります。ATOK16からは大阪弁も対応しているとの事なので、お持ちのかたはお試しください。
(口語体優先変換例)
(優先なし)思って胆だけど差 → (優先あり)思ってたんだけどさ
 ただし、日本語の変換の具合は、辞書学習機能によって変わりますので、この通りいかないこともあります。

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