閑話休題(T3)

  今月はお休みにしようと思っていたのですが、何となく1ヶ月抜けるのは気持ちが悪く、やっぱり書くことにします。
いろいろな爪痕を残した台風が去って、ようやく本格的に暑くなってきました。でも、すぐお盆がきてしまいますね。

 この間、久しぶりに映画館に行きました。何を見ようか迷ったのですが、結局「T3」を見ることにしました。「T2」で「チップ」が破壊され、変わったはずの未来から、どうしてまたターミネーターが送り込まれてくるの?という疑問はさておき(時間旅行ものっていうのはどうしたって説明できないパラドックスを含んでしまうのですね)、結論は「面白かった!」です。

 新しいターミネーター役のクリスタナ・ローケンはさすがに綺麗ですし、ちょっとうらぶれかけたジョン・コナー役のニック・スタールがまた良かった。
でもなんと言っても第2作「T2」からでも10年以上を経過しているのに、未だ衰えないシュワちゃんの体力には感心させられました。

 映画では「スカイネット」のコンピュータが「自我に目覚め」て、人類を滅亡させるべく核戦争を初めてしまうのですが、第1作、第2作が作られた時点ではまだインターネット(世界中にはりめぐらされたコンピュータ網)などという概念があまり無かったため、「スカイネット」は「サイバーダイン社」の開発した超大型コンピュータシステムということになっていました。

 ところが、今回では、ちゃんとそんな概念が時流に合わせて修正されていて、「世界中のあらゆるコンピュータにほぼ同時に感染するウィルス」の形で、コンピュータシステムの反乱が始まることになっていました。これをみて、さすが!と思いました。遠い(近い?)将来、もし自己確立が可能なコンピュータができて、もしそれが人間に反抗しようと考えた場合、現在でもインターネットを介してほとんどすべてのコンピュータがつながっている状態、どれほど恐ろしいことになるかは、想像がつきません。
 変なところに感心してしまった映画ではありましたが、理屈を抜いて面白かったです。
 
 今月はこれで!

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