インターネットの検索

 みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?できることなら人混みを避けて、山の中ででものんびり過ごしたいところですが...。

 インターネット利用人口が何千万人になったとかいう話を聞きました。たしかに、ADSLに代表される高速通信網の普及とともに、インターネットを使う人の数は飛躍的に増え、今パソコンを持っておられる方のほとんどは、何らかの形でインターネットにつながるようになっていることでしょう。ただ、インターネット本来の特長である「速く安価に大量の情報を手に入れられる」という観点から見ると、本当に有効に使っておられるかたは意外に少ないのではないでしょうか?
 教室の生徒さんからも、「知りたい事があっても調べ方がわからない」とか、「いろいろやってみたが、知りたい事に全然たどり着けない」等のお話をよくうかがいます。そこで今月は、「知りたいことが書かれてあるサイトを手早く見つけるには?」をテーマにして、実例をいくつかあげながら書いてみたいと思います。調べ方もいろいろありますが、カテゴリー(分類)を辿っていくのは効率が悪く、あまりおすすめできません。今回は、いちばんポピュラーな「Yahoo」の検索画面から入って見ましょう。
( http://www.yahoo.co.jp ですね。)

 例1.ずっと昔流行ったテレビ映画「スパイ大作戦」(原題:Mission Impossible)に出ていた黒人俳優の名前を知りたい。
→「Yahoo」ホームページの上の方に「検索」と書かれた白い四角な部分があります。ここにキーワードを入れるのですが、そのまま「スパイ大作戦」と入れて、検索をクリックしてみましょう。
 これは一発でヒットしました。
スパイ大作戦 - MISSION:IMPOSSIBLE - 「スパイ大作戦」の全話あらすじ、メンバー紹介、タイトルリスト というのが出てきます。アンダーラインのところをクリックしてこのページに飛んでみると、探していた名前は「グレッグ・モリス」であることがわかりました。さらに「グレッグ モリス」で検索すると、彼が96年に亡くなったことや、トムクルーズの同名の映画に対して怒っていたことなどが書かれていました。

 例2.高槻市内でジャズの生演奏を聞けるお店が知りたい。
→こんな場合は、それぞれのキーワードの間にスペースを入れて続けて入力しましょう。例えば「高槻市 ジャズ ライブ」と入れると、350件のページが出てきます。これだけ多いと、全部見るのは大変なので、後ろに追加キーワードをくっつけて絞り込みをします。例えば食事をしながらジャズを聴きたいなら、「高槻市 ジャズ ライブ 食事」で検索。そうすると100件ほどになり、頭に「ライブハウスの紹介」ページが出てきます。

 例3.吉田拓郎の「ともだち」という歌の全歌詞を知りたい。
→これはちょっと苦労しました。キーワード「吉田拓郎 ともだち」ではヒット数が多すぎてなかなか見つかりません。その人がかすかに覚えていた頭の部分「やるせない思いを胸に」をキーワードにすると、すぐに見つかりました。
歌の歌詞の場合は、曲名よりも歌詞の一部をキーワードにするほうがずっと効率がいいみたいです。

 例4.歴史上の人物の検索には本当に便利です。小野小町の生まれた年は?とか、菅原道真には何人のこどもがいた?とか、名前をそのままキーワードにして検索すればすぐですね。もちろん歴史上の人物ばかりでなく、現存の人についても、いろいろな情報を見ることができるんです。試しに、ご自分の名前で検索してみてください。同姓同名の人がこんなにいるのか!と、びっくりすること請け合いです。また思いもよらないページに、自分のことが書かれてあるのが見つかるかも知れませんよ。
 英語がお得意な方でしたら、アメリカのYahoo http://www.yahoo.com/で同じように検索(search)をかければ、もっと広い情報を得ることもできます。

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