ちょっと便利な裏技特集

       
  六月になってしまいます。「過ごしやすい季節」っていうのは本当に短いもので、暑いか寒いかの2値デジタル気候になってきているような気がするのは私だけでしょうか?
さて、先月は「プログラミング」などという、あまりにもマニアックな話題だったので、読み飛ばされた方も多かったかも知れません。そこで今月はガラッと話題を変えて、よく使われているアプリケーションソフトでの、ちょっと便利な裏技を特集してみたいと思います。(と言っても、良く知られているものばかりかも知れませんが。)

1.Word:全画面表示

  特にノートパソコンなどでWORDを使って文書作成をしている時、画面が狭いなあと感じることはありませんか?そんな時は「表示」メニューから「全画面表示」にしてみましょう。じゃまなツールバーがなくなって、画面が広々と使えます。メニューが全部消えてもあせらないでください。マウスポインタを、画面のいちばん上端に持っていけば、メニューが表示されます。

2.Word:文字群を枠で囲む

  文章を入力したあとで、文の一部分を数行にわたって一つの枠で囲みたい場合、いちばん速い方法は、枠に入れたい文字列をドラッグ選択したあと、「罫線」メニューの「変換」「文字列を表にする」を選び「OK」をクリックします。

3.Word:作成した文書をメールで送信

  文書を作ってすぐ送信したい時、いちいちメールソフトを立ち上げるのがわずらわしい場合には、WORDの「ファイル」メニューから「送信」「メールの宛先」を選べばすぐに送信ができます。

4.Excel:セルの中で改行

  1つのセルの中で、強制的に改行して2行にしたい場合は、1行目の行末で「Alt」+「Enter」を押します。

5.Excel:ハイパーリンクの挿入

  絵や音楽などのリストを作る場合、表中の題名をクリックしたら、絵が現れたり音楽が鳴ったりするようにしたいことがあります。絵や音楽のデータを、そのまま表に貼り付けてしまうと、ファイルサイズが大きくなりすぎますので、「ハイパーリンク」として挿入します。「挿入」メニューから「ハイパーリンク」を選び、参照先のファイルを指定します。「表示文字列」は自由に変えることができます。(この機能はWordでも同様に使えます。)

6.Excel:長い表の1行目表示

  表の行数が長くなって数ページにわたってしまう場合、表題欄の行を全ページの頭に表示したいことがあります。「表示」メニューの「ヘッダーとフッター」から「シート」を選び「印刷範囲」をドラッグして指定すれば、その部分の行が全ページの頭に印刷されます。

7.ポストペットの強制帰還

  友人にペットで送信した直後に、別の友人からのメール…。返信したくてもペットはおつかいにいったまま…。こんな場合、ペットを強制帰還させる方法があります。ポストペットを終了したあと、画面右下の時計をWクリックして開き、日付を1日進めます(明日の日付をクリック)。そのあとでポストペットを開いてメールチェックすればあら不思議、戻ってきます。もう一度ポストペットを終了して時計を元に戻し、また開けばちゃんとペットはそこにいますので、普通に「ペットで送信」ができます。

  ちょっと便利な裏技特集、いかがでしたでしょうか?みんな知ってた!という方がおられましたら、その方はかなりのパソコン通だと思います。
 

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