パソコンに初めて触れる方に

 昨年末は第3次パソコンブームと言えるくらいパソコンが売れたとのことです。実際、12月初旬頃の大手販売店では、有名メーカーのノートパソコンはいっせいに品切れになり、入荷までしばらくかかるという状態が続いていました。自分専用のパソコンを買われた方も多いのではないでしょうか?
今日は、「パソコンに初めて触れる方に」と題して、初心者の方へのメッセージを書いてみましょう。


1) パソコンはそう簡単にはこわれない。

 間違った使い方をするとこわれそうな気がして、つい消極的になってしまう初心者の方が多いのですが、大丈夫です。少しくらい変なキーを押したって、マウスで間違ったところをクリックしたって、パソコンはそんなに簡単にこわれてしまうものではありません。どんどん触りましょう。もし動かなくなったら、電源を切ってもう1度入れなおせばいいのです。(普通は、終了操作(スタートボタン→windowsの終了)をしてから電源を切りますが。)また、もしハードディスクの中身が消えたような場合でも、最低、買った時の状態には戻すことができますので安心してください。何にしても1年保証のある間は、もしこわれてもタダで直って来るのですから、こわすくらい使い倒すことが上達の秘訣です。
注:落っことせばこわれます。当たり前ですが。


2)電話などの接続設定は難しくて当り前。

 メールやインターネットの接続がどうしてもできないと言って、自分には向いていないとあきらめてしまう方がおられます。落ち込むことはありません。簡単になったといわれるこの頃でも、パソコンをはじめて買われた方のうち、約8割の方が自分で接続できず、誰か経験者のお世話になっているというデータがあります。みんなそうなのです。その「経験者」もはじめは誰かに聞いていたはずです。遠慮せず、知った人にどんどん聞きましょう。それが近道です。
注:CMで言う「誰でもカンタンに、その日のうちにインターネットができます!」は、大ウソと考えたほうがいいです。これには、「メーカーの言う通りのプロバイダに入るなら」という但し書きが必要です。


3)やりたいことから始めよう。

 いろんな可能性があるのがパソコンの良いところです。ゲームやインターネットにハマるのも良し、友人とのメール三昧も良し、もちろんPTAの書類を作ったり、家計簿をつけたりという実用に使えればなお良し、とにかくパソコンを使ってやりたいことを決めたら、それに向かって邁進してみましょう。やりたいことが見つからない方は、とりあえずインターネットをつないでメールのやり取りから始めてみましょう。きっと新しい物を見つけた気分になります。


4)一緒にがんばる人をさがそう。

 1人でやっていて壁にぶつかってしまうと、そこからなかなか抜け出せなくなってしまいます。こんな時、同じくらいのレベルの友人がいれば、相談もでき、励みにもなるので上達が格段に早くなります。ぜひ一緒にがんばっていける方を見つけてください。
注:「良く知っている家族」というのは、あまり助けにならないようです。どういうわけか、「教え方が悪い!」「聞き方が悪い!」と、ケンカになってしまうことが多いみたいですね。


5)一段登れば後は楽。

 始めが難しいと、ず〜っとこんなに難しいと思って、メゲてしまう方がおられます。でも、最初の坂を登れば、後はずっと簡単なのです。がんばりましょう!

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