ホームページを持とう! その1

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。みなさまのパソコンは、無事2000年を迎えることができましたでしょうか?もし、何かトラブルがあって、ご自分で解決できない場合には、ご相談にのらせていただきますので、ご遠慮なくお電話してください。(その時は、パソコンの機種名をかならずお教え下さい。)

さて、今回の話題は「ホームページを持とう!」です。インターネットのホームページを持つ(作る)などと言うと、何かすごく大げさな事のように思われるかも知れません。実際、3〜4年前まではかなり大変なことでした。
と言いますのは、前にも書きましたが、インターネット上のページの大部分はHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)と呼ばれる特殊な言語で書かれています。この言語は、コンピュータ用の言語の中ではかなり「わかりやすい」方に属するものですが、コンピュータ言語というものになじみの無い人にとっては、外国語よりわかりにくいものでしょう。「ホームページを作る」と言う作業は、こんな言語をズラズラ並べていくことだったのですから…。

企業が自分の会社のホームページを作る時でも、どこかホームページ作成専門の会社に依頼する場合がほとんどで、1件につき数十万円のお金がかかるのが普通でした。また、ホームページを置くサービスを実施しているプロバイダーも少なかった上、データをサーバーに置かせてもらうだけで、それなりの経費がかかりましたので、一般のユーザーがおいそれとホームページを持つわけにはいきませんでした。

ところが、最近では事情がまるっきり変わり、どこのプロバイダーでも、無料でホームページが持てるようになりました。それに加えて、ホームページ作成用の安価で簡単なソフトもたくさん出てきましたので、これらを使って、上に書いたHTMLについての知識がまったく無くても、簡単にホームページを作ることができるようになりました。
こんなわけで、猫も杓子もと言ったら言葉は悪いのですが、インターネットにつながるパソコンを持っている人(家庭)すべてがホームページを持てる時代になってきました。(だから「ホーム」ページって言うのね!)

個人のホームページを見ていると、本当にさまざまなページがあります。毎日の日記をずっと書きつづけている女性のページや、趣味の日曜大工で作った色々な家具の作り方を教えてくれるページ、好きなアーティストを応援するページなどなど。中には、自分の家族の写真を飾っているだけなどというものもありますが、それはそれで許すことにしましょう。
何にしても、パソコンとインターネットにつながる電話線さえあれば、自分の作品(絵や文章、最近では音楽や映像までも)を発表することができ、うまくPRすればそれこそ日本中の人々に見てもらえる可能性があるわけですから、何かを人に見てもらいたいと考えている人には、すばらしい道具と言えます。また、ちょっと英語が書ければ、世界を相手にビジネスをすることもできるかも知れません。みなさんも自分のホームページを立ち上げて見ませんか?

次回はホームページの作り方や、サーバーへのアップの仕方について、もう少し詳しく書く予定です。お楽しみに!

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