ちょっと便利な操作
 
 この原稿を書いている時点では、阪神タイガースがダントツの首位を走っています。何とかこのまま走り続けて、また大阪の街に活気を呼び込んで欲しいと思います。(Y新聞さんには申し訳ないのですが・・・)
 さて今月は、「ちょっと便利な操作」と題して、Windows操作の中で、簡単に覚えられて意外に便利なワザを数件ご紹介します。「そんなの常識!」と思われる方もおられるかも知れませんし、もちろん操作方法のマニュアルなどにはちゃんと載っているのですが、たくさんありすぎて覚えられないことが多いので、便利と思えるものを抜粋して見ました。

●たくさん開いたウィンドウを一気に最小画面にしたいとき。
 エクスプローラなどで次々に新しい画面を開いていくと、もとのデスクトップに戻るためには、たくさんの画面を閉じなければいけません。いちいち×印をクリックするのは面倒です。こんなときにはキーボード左下の「Windowsキー(窓の絵があるキー)」と「D」を同時に押します。

●裏に隠れているウィンドウを出したいとき。
 上と同様、いくつものウィンドウを開いていて、下の方にあるはずの画面をいちばん手前に出したいときには、「Alt」キーを押したまま「Esc」キーを押せば、画面が次々に切り替わっていきます。

●フォルダの中のファイル名称を一気に変えたいとき。
 デジカメや携帯で撮った写真などを次々にフォルダに入れていくと、DCS・・・とか同じような名前の付いたファイルがいっぱいになって、その写真単独では何の写真かわからなくなることがあります。こんなときは、例えばその出来事の場所と日付をファイル名に付けておきたいものですが、膨大なファイルの名前をひとつひとつ全て変えるのは非常に面倒です。
 こんなときは、フォルダの中身を全部(あるいは選択したファイル全て)の名前を一気に変える方法があります。全部変える場合は、「編集」の「全て選択」、名前を変えるものを選びたい場合は、左クリックとShiftキーやCtrlキーで選んでおきます。
 こうして複数のファイルを選択した状態で右クリックして、「名前の変更」を選び、例えば「200806旅行」とかに変更すると、あらかじめ選択しておいたファイルがすべて「200806旅行」に(1)から連番が付けられた状態に名前が変更されます。

●大きいサイズの写真を小さくしてメール送信したいとき。
 最近のデジカメで撮った写真は解像度が非常に高く、ファイルサイズも数メガになるものがあります。こんな大きな写真をそのままメールで送ろうとすると容量制限に引っかかって送れない場合があります。こんなときは画像処理ソフトでとりあえず開いてサイズを小さくしてから送ることになりますが、面倒なばかりでなく間違って小さくした写真を上書き保存してしまう場合もあります。(筆者がよくやってしまい、後の祭り…)
 こんなときは、送りたい写真のアイコン上で右クリック、「送る」から「メール受信者」を選びます。「イメージをすべて小さくする」のまま「OK」を押せば、リサイズされた写真が添付された形でメールソフトが開きます。このまま宛先を指定して送れば640x480ドットに縮小された写真が送付されます。尚、この縮小サイズは同画面の「詳細オプションの表示」から変更可能です。

●画面をそのまま画像として保存したいとき。
 これは過去にも何回も書いていますが、よく聞かれるので再掲です。保存したい画面を表示させた状態で、キーボード右上の「PrtSc」(プリントスクリーン)キーを押してから、ペイント等の画像ソフトを開いて「貼り付け」操作をします。



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