スケジュール管理
 
 今年の冬もあまり寒くならずに終わってしまうのでしょうか?いよいよ本格的な温暖化時代に突入なのかも知れませんね。
 さて今月は、インターネット上でのスケジュール管理と携帯電話の共同作戦のお話です。

 自分のスケジュールを、パソコンや携帯電話に入れて管理されている方は多いと思います。パソコンから入力する代表的なスケジュール管理ソフトは、おなじみ「Yahoo」や「Google」などからフリーで提供されていますね。これらのページは「無料カレンダー」などで検索をかけるとすぐ出てきます。

 これらを利用するには、それぞれアカウント(会員名およびパスワード)が必要です。すでにアカウントを持っておられる方はそれを入力すればすぐ使うことができますが、まだお持ちでない方はまずそれを取得する必要があります。(無料です)

 上記の2つは使い勝手もあまり変わりませんが、筆者が使っています「Yahoo」カレンダーを例に書いてみましょう。
 「Yahoo」のホームページから「ログイン」部の「メール」をクリックすれば、前述のアカウントを入力する画面になります。アカウントとパスワードを入れるとまず「メール」の画面が開きますが、その横にある「カレンダー」のタブを開くとスケジュールを入力できる画面になります。「月」のタブを開けば、当月のカレンダーが出ます。毎日の予定を入力するのはこの画面がいちばん便利でしょう。もっと先のスケジュールを入れる時には、「年」のタブを開けば、好きな月に飛ぶこともできます。

 予定を入力するだけなら普通の手帳に書いたりするのも同じなのですが、パソコンからインターネットに入れておくことで便利なことがたくさんあります。
 その一つが「リマインダー」と呼ばれるもので、予定を忘れないように、あらかじめ指定したメールアドレスにお知らせメールを自動的に送ってくれる機能です。上記カレンダーの画面から、「オプション」「リマインダー」で、メール送付先や送付時刻を設定することができるので、例えば携帯電話のメールアドレスを入れて、30分前とかに設定しておけば、その予定の始まる時間の30分前になると、きっちりとその時間にメールが入ります。筆者など、この機能に何度助けられたことか・・・。もっとも、あまりスケジュールが過密になっていると、ひっきりなしにメールが入って、帰って混乱することもあるかも知れませんが。

 携帯電話関連でもう一つ便利なのは、インターネット機能のついた携帯であれば、このカレンダーに入れたスケジュール全てを、携帯の画面で確認できることです。この機能を使えば、いちいち携帯のスケジュール表にデータを転送したり書き込んだりすることなく、同じデータをどこからでも確認することができます。

 また自分のカレンダーを公開する設定にしておけば、他の人が自分のスケジュールを確認することができます。親しい友人と公開しあっておくことによって、同じカレンダー内に複数人のスケジュールを同時表示させられるので、グループ行動の日程調整にも便利ですね。
 その他、ちょっと面白い機能として、週間天気予報のカレンダー上表示や、旧暦表示、六曜(大安、仏滅など)表示なども人によっては便利かも知れません。

 最近、「自分のパソコンの動作が遅くなった」という声をよく耳にします。パソコンの能力そのものは買ったときと変わっていないはずなのですが、高性能を要求する新しいソフトをインストールしたり、インターネットで動画のあるページなどを見ようとしたりすると、特に遅く感じることが多いようです。前にもここに書きましたが、メモリーの容量を増やすことによって動きが少しマシになるかも知れません。デスクトップの「マイコンピュータ」のプロパティー(右クリック)で、メモリー(RAM)の量が確認できます。もし256MB 程度しか無いような場合は、メモリーを買い足して512MB程度にすれば改善する可能性が高いはずです。メモリーを購入されるときには、インターネットで前もって調べるか、お店の方に必ずパソコンの型式を言って、ご自分のパソコンでの動作が保障されたものを買うようにしてください。


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